**幼児の為の右脳活性法1** − ゲームでトレーニング −
右脳を活性化するには、食事や遊び、運動なども大事です。トランプ
神経衰弱 これは、裏返しにしたトランプを2枚ずつめくり、数が合えば取れるという、きわめて単純明快なゲームです。ところが、いざやってみると、大人にはけっこうむずかしく、2、3歳の幼児のほうが圧倒的に上手なことがわかります。
というのは、子供は、カードの位置を暗記しているのではなく、場にあるカードを全部ひとつの絵として認識し、それを頭のなかに焼きつけているからです。これは、「パターン認識」と呼ばれる、右脳による記憶の典型的な例です。
大人は、上から何番目、左から何番目というふうに、部分的、つまり左脳的な記憶をするので、記憶量が少なく、子供より下手なのです。
ですから、このゲームを行うと、右脳の働きがどんどん高まります。
ほかに7ならべ、ババ抜き、51などがありますが、トランプ遊びをすると小学校へ行く前に、たし算、ひき算、数の集合などもわかるようになります。
百人一首
カルタ 百人一首は歌ガルタとも呼ばれ、日本の室内ゲームの原点ともいえますが、元来、和歌を覚えるのに用いられてきました。くり返し遊びながら歌を読んでいくので、幼児はすぐに覚えてしまいます。
幼児には、和歌の100や200は簡単に覚えてしまうだけの右脳の記憶能力が備わっているのです。この記憶能力は、使わなければさびついてしまうし、使えば使うほど記憶容量も増大するので、すすんで遊びに取り入れてください。
ゴロのいい言葉が使ってあるカルタも、生活習慣やいろいろなことわざなどが覚えられるので、一石二鳥といえます。
パズル
レゴ パズルやレゴ、積み木遊びなどは、右脳による図形認識の能力を高めます。
パズルは、絵を完成させるのが目的ですが、右手、左手の両方を使ってはめこませます。両手を使って作業をする過程で、全体と一部の関係を頭に入れて、形や色を合わせなければならないので、左脳と右脳のバランスも育てます。
形が合うものを見つけだし、微妙な差を考えるのは左脳の働きであり、全体と部分を見て直感的にどのあたりの切り端か判断し、推測するのは右脳の働きだからです。
レゴは、大小長短といろいろな形があり、円柱のものや窓、歯車、車輪のついたものなどが組み合わせてあり、机、椅子、自動車、飛行機と、工夫すればなんでもつくり出せます。できあがりも非常に精巧なので、単なる玩具とはいえない面白さがあります。
このレゴは、両手の訓練だけでなく、子供の想像力をかきたて、創造性を養い、集中力を育てます。右脳の開発にたいへん効果的といえます。
室内のゲーム的要素の強い遊びや、集団の外遊びをしているときは、頭はフル回転しています。このような知能や運動をともなった遊びは右脳を活発にし、思考力を発達させます。幼児の時は徹底的に遊びに夢中にさせ、時間の許すかぎり、つづけさせるようにしましょう。