速読トレーニング

**幼児のための右脳活性法2** − 漢字カードで遊びながら学ぶ −

図形認識の能力を利用して、無理なく漢字を教える方法があります。「漢字カード」を使うのです。
  幼児に対する漢字教育が見直されてきて、現在はいろいろなタイプの漢字カードが市販されていますが、簡単に手作りできるので、家庭でつくってみましょう。

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まず厚紙を用意し、適当な大きさに切って、その1枚1枚に漢字をかいていきます。動物や花、身の回りのものなどの名前です。たとえば、「犬」「桜」「机」などです。「日本」「学校」など2字からなる文字も入れましょう。「勉強しますよ」という態度をとらず、無理なく学んでいくように心がけてください。

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カードを1枚1秒くらいの速さでつぎつぎと見せていきます。“フラッシュ方式”といいますが、幼児は形を瞬間的に見分けるので、早いテンポで見せましょう。また、そうしないと飽きてしまい、集中できません。

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「いぬ」「さくら」「つくえ」と、カードを見せながら読みあげていきますが、子供の注意をひくように、大きな声ではっきりと読み上げます。

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最初は10枚くらいのカードを、1日5分程度、1週間くり返して見せます。そして1週間たったら、毎日新しいカードを加え、1枚捨てていきます。毎日同じものだけだと飽きやすいので、そこに1枚新しいものを加えて興味をひかせるのです。

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1ヵ月後、漢字を覚えたかどうかを確かめます。2枚のカードを見せて、読んだカードはどちらか当てさせるのです。正しいカードを当てたら、その漢字を覚えたということです。1ヶ月で、だいたい6割の漢字を覚えるでしょう。

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こうして1ヶ月単位で覚えたかどうかを確かめ、覚えたカードは除いて、新しいカードを加えていきます。だんだんと社会や科学に関するむずかしい漢字のカードも入れていきましょう。

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カードを生活のなかに取り入れて覚えさせる方法もあります。「電話」「食器」「冷蔵庫」といった、家庭にある日用品などにカードを貼ります。そして、たとえば電話をかけるときは、「電話をかけましょう」と、子供に話します。すると子供は、「でんわ」という言葉と実体と漢字を頭のなかで結びつけ、漢字の「電話」を、自然にかつ効果的に覚えることができます。

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絵本の絵やかなも利用しましょう。山の絵があったら「山」のカードを、川には「川」のカードをその横に貼ります。かなには、その上に文字が隠れるようにカードを貼ります。そして絵本を読んでやり、漢字を覚えさせるのです。

これはあくまでも遊びですから、とにかく親子で楽しみながら行ってください。よくできたときは、精一杯ほめてあげましょう。ほめることは、子供の「やる気」を大いに育て、カードへの興味もさらに増すことになります。